iPhone6sで標準で利用できるメッセージ機能には「SMS」「MMS」「iMessage」の3つのサービスがある。それぞれに特徴が異なるので、送る相手やタイミングに応じて使いわけよう。
SMS、MMSとiMessageの違いを知る。
SMSとMMSはキャリアが提供するメッセージで、SMSは文字のみを、MMSは写真や動画を添付してやりとりできる。iMessageはAppleが提供するサービスで、iOS端末同士やMacとメッセージ交換できる無料のサービス。
SMS
一般にショートメールと呼ばれるサービスで、電話番号を宛先とする。やり取りできるのは全角で70文字まで。制限にあるものの、電話番号さえわかれば簡単に送れるので重宝する。なお、同一キャリア内は無料だが、他のキャリア宛に送信する場合は1件3円+税がかかる。
MMS
ソフトバンクは「◯◯◯@softbank.ne.jp」、auは「◯◯◯@ezweb.ne.jp」のアドレスを使ってメッセージをやり取りする。ソフトバンクは2MB、auは3MBまでが送受信可能。NTTドコモではMMSが利用できないので、「メール」アプリでドコモメールを使おう。
iMessage
iOS端末やMacとやり取りできる、Appleのサービス。宛先にはApple ID、電話番号、Apple IDで認証したメールアドレスなどが使えて、写真・動画にも対応。SMS、MMSに比べて制限が緩いので、iOS端末やMacユーザー同士のやり取りにおすすめ。
MMSを設定する
SMSは特に設定することなく利用できるのが、MMSはキャリアのサイトでメールアドレスを変更したり、iPhone側での設定も必要。これらの設定はWi-Fiをオフして行う必要がある。ソフトバンクとauで手順が異なるため、それぞれ紹介する。
ソフトバンク版iPhone6sでMMSメールアドレスを変更する
1・My SoftBankにアクセス
Safariを起動してブックマークから「My SoftBank」にアクセス、会員IDを登録してログインする。次に「メール設定」をタップ。
2・セキュリティ番号を取得する
「メールの設定」の「SMS/MMS」で「設定する」をタップすると、登録済みの電話番号へSMSでセキュリティ番号が届く、「メッセージ」アプリで確認する。
3・セキュリティ番号を入力する
確認したセキュリティ番号を入力して、「次へ」をタップする。
4・メールアドレス変更の設定に進む
「メールアドレス変更」をタップする。
5・希望のアドレスに変更する
「変更する」を選び、希望するメールアドレスを入力したら、「次へ」をタップ。つぎの画面で変更内容を確認して「設定する」をタップすれば、メールアドレスを変更できる。
au版iPhone6sでMMSメールアドレスを変更する
「お客様サポート」にアクセス
1・Safariのブックマークから「auお客様サポート」を選んでアクセスし、会員IDを登録してログインする、つぎに「iPhone設定ガイド」をタップする。
2・メールの初期設定を開始する
スクロールして「ステップ3 メールを初期設定する」をタップ。表示される「Eメール設定画面へ」をタップする。
3・EZwebメールを使えるようにする
スクロールして「メッセージアプリ(MMS)でEzwebメールを利用する」をタップする。つぎの画面で「メッセージアプリ(MMS)利用設定」をタップしたら「設定メニューに戻る」をタップする。
4・メールアドレス変更の設定に進む
「メールアドレス変更・迷惑メールフィルター・自動転送」をタップし、つぎの画面で「Eメールアドレスの変更へ」をタップする。
5・4桁の暗証番号を入力する
契約時に登録した4桁の暗証番号を入力し「送信」をタップする。表示された注意事項を確認し、「承認する」をタップする。
6・希望のアドレスに変更する
希望するメールアドレスを入力し、「送信」をタップする。次の画面でアドレスにまちがいないが確認したら「OK」をタップする。
変更したアドレスをiPhone6sに登録
ソフトバンク、auともに「設定」アプリの「メッセージ」にある「MMSメールアドレス」に変更したメールアドレスを入力し、「MMSメッセージ」をオンにすれば設定完了。
iMessageを利用する
iMessageでできることはMMSと同様だが、MacやiPadなど、iPhone6s以外のユーザーともApple IDを利用して気軽にやり取りできるのが魅力。MMSに対応していないNTTドコモ版のユーザーも、こcうらを利用しよう。
iMessageを設定する
1・「iMessage」をオンにする
「設定」アプリの「メッセージ」で「iMessage」をオンにし、「送受信」をタップする。
2・自分の宛先を登録する
電話番号とApple IDはすでに登録されている。さらに追加するときは「別のメールを追加」をタップしよう
iMessageに自動で切り替わる
「メッセージ」アプリで相手にメッセージを送るとき、入力している宛先がiMessageを利用している場合は、自動的にiMessageに切り替わり名前が青色で表示される。この場合は容量制限などをきにすることなく、写真や動画などを送ることもできる。
写真や動画を送るには?
テキストボックスの左側にあるカメラアイコンを長押しすると、カメラが起動して撮影可能になる。画面右上の甘らアイコンをタップすると、ただちに送信される。また、「写真」アプリに保存した撮影ずみの写真を送る場合は、カメラアイコンをタップし、一覧から選択ずみの写真を送る場合は、カメラアイコンをタップし、一覧から選択する。選択後に「◯枚の写真を送信」をタップすると送信される。